授業中の「居眠り」の原因について①(7/10)

皆様こんにちは。

河野塾塾長の河野ゆうじです。

 

皆様は学校の授業中に居眠りをしてしまったことがありますか?

実はこの居眠り、単なる集中力不足ではないケースもあるのです。いくつかの原因と対策方法を紹介します。(勿論、ここで紹介する原因以外のケースもあります)

 

①睡眠不足

まず、一番大きい理由となるものの1つがこれでしょう。

一般的な中高生の場合、必要な睡眠時間は8.5~9.5時間ほどと言われています。小学生の場合は更に長く、10~11時間ほど必要だそうです。18歳になると7~9時間で充分になり、そこから先も徐々に必要な睡眠時間は短くなっていくようです。

これには個人差が大きく、また、「ロングスリーパー」「ショートスリーパー」と呼ばれる、生まれつき人より長い・短い睡眠時間になる人もいます。(ショートスリーパーについてはロングスリーパーでない人は訓練でなれるようですが、未成年の睡眠時間は体の成長にも大切なのでおすすめしません。)

とはいえ、この忙しい現代においてそんなに長い時間寝られないという人が多いでしょう。理想的にはシエスタ(短時間の昼寝)が効果的ですが、学校で快適に昼寝をする場所もありませんよね。

そこで、睡眠の質を高め、同じ時間でもより脳を回復させる方法を紹介します。

 

1.就寝の3時間前には食事を済ませましょう

夜に勉強をしていて、ついつい夜食などとってはいませんか?

食事から3時間ほどは、特に内臓が活発に活動しており、睡眠を妨げてしまいます。夜の勉強は終了時刻をしっかりと決め、余計な夜食は控えましょうね。

 

2.温かい飲み物やぬるめのお風呂で体を就寝モードに

体を適度に温めてあげることで副交感神経を刺激し、リラックスすることができます。

飲み物については、カフェインが入っていると却って目が覚めてしまうので、白湯やカモミールティー、ホットミルクなんかがおすすめです。

また、入浴については温度をしっかりと気にしてください。38度程度の湯に5~30分ほどの入浴が効果的だそうです。

また、就寝前に入浴する場合、しっかりと足の指の間の水滴を拭き取ってください。末端冷え性の原因になるほか、単純に足が冷えて眠りを妨げることがあります。

 

3.音楽や部屋の灯りの調整で心地よい空間を整えましょう

音楽については、「ヒーリングミュージック」といわれる、リラックスできる音楽や自然音(川のせせらぎなど)がおすすめです。動画サイトなどで「睡眠用BGM」と検索すればたくさん出てくるのでお好みのものを。

また、部屋の明るさについてはなるべく暗い方がよいですが、人によっては暗すぎると不安になってしまい寝付けないということもあります。自分がリラックスできる範囲でなるべく暗くしてみましょう。

 

4.どうしても眠れない場合は軽い運動をしましょう

1~3の方法を試してみてもどうしても睡眠の質が改善しないという方は、就寝前に軽い運動をしてみるのも効果的です。息が上がってしまわない程度の運動を短時間行ってみましょう。(運動の強度・時間ともに個人差が大きいので各自で調整してください。)

 

長くなってしまったので、その他の原因については別記事で紹介しますね。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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